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ホスト石川 好調なドライバーショットで13位発進

国内男子ツアー「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」に大会ホストプロとして出場している石川遼が、初日に5バーディ、2ボギーの「69」。3アンダーをマークして、首位と3打差の13位タイにつけた。

10番から出た石川は、ティショットを左に曲げるも3打目をピン右4mにつけてバーディ発進。15番でもバーディを奪い、18番パー5は2オンに成功。ピン右奥5mのイーグルパットは決まらなかったが、難なくバーディとスコアを伸ばした。

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ところが、後半の1番、3番とボギーをたたき1アンダーに後退。しかし、続く4番で「あの距離には自信を持って打てています」と、残り95ydの2打目をピンに絡めてバーディとし、悪い流れを断ち切った。

最終9番ではドライバーでのティショットを推定300yd飛ばし、残り80ydの2打目をカップの左30cmにぴたりとつけてバーディフィニッシュ。グリーン周りで観戦していたギャラリーの中には、ピンに絡めたショットが2打目とは思わず「ナイスパー」という声もかかった。

同組でラウンドした藤田寛之も「石川くんはドライバーが飛んでいましたね」と話すようにこの日のドライビングディスタンス(10番、18番での平均)は285ydで出場108選手中9位。

今週はドライバーのシャフトをXXX(トリプルエックス)から少し柔らかい「XX(ダブルエックス)程度にした」という石川。「いい感じです。タイミングが合っています。9番はフォローの風だったので、思い切ってドライバーを振りました。よほど良い当たりじゃないとバンカーを越えないけど、あの時は自信を持って打てました」。

ショットに安定感があり、首位とは3打差。「今週は優勝争いができるように、頑張って大会を盛り上げたい」と、ホストプロとして最高の結果を目指して残り3日間を戦う。(高知県芸西村/本橋英治)

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