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ホ・インヘ「うっそー、だめだこれ…」流血トリプルボギー

宮崎県にあるフェニックスCCで行われた「ダンロップフェニックストーナメント」の3日目、中盤まで好プレーで首位に並んでいた韓国のホ・インヘは、12番でトリプルボギーの逆噴射。トラブルショットの末に左手のグローブが破れ、切り傷を負った手からは血が流れ出た。

わずか1発のミスショットが命取りだった。12番でドライバーショットを左の林に入れたホは、前方の木を避けながらドローボールでグリーンを狙おうとするも、出球はシャンクして今度は右の林の奥深くへと入ってしまった。

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同組の松山英樹らも一緒に捜索してなんとか球は見つかったものの、木々の間にトゲのある蔦や下草の生い茂ったその地点は、絶望的な光景だった。「うっそー、だめだこれ」。ホも思わず(日本語で)つぶやく有り様。

ウェッジを抜いて無理矢理フェアウェイ方向に打つも、その瞬間に手が蔦に絡まり、左手人差し指の付け根からは血が流れ、両親指も負傷した。4打目でフェアウェイに戻して5オン2パットのトリプルボギーとし、その後は止血処置をして残り6ホールを回りきった。

それでも、終わってみればこの日「70」で、首位と4打差の通算10アンダーに踏みとどまった。「(ホールアウトした)今も痛いけど、調子はいいので明日は大丈夫」。ラウンド中にヤーデージメモを一顧だにしないことで知られる韓国の野生児はあっけらかんと言い放った。

クラブハウスで会ったホは、「OBの方が良かったです」と痛恨の一打に思わずこぼした。でも、その場でアンプレヤブルを宣言すれば、OBと同じように最後に打った場所に1罰打のもとにドロップすることもできたはずだった。「アンプレヤブルを宣言しても、横も後ろもドロップする場所がなかったのでそのまま打った」というが――。

これ以上、突っ込むことはやめておこう。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

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