初日は39位タイ発進。まだ上位の目は消えていない

宮崎県にあるフェニックスCCで開幕した「ダンロップフェニックストーナメント」初日、2バーディ、2ボギーの「71」で回った石川遼はイーブンパーの39位タイ。首位と7打差で初日を終えた。

「ショットでチャンスを作れたし、内容的には悪くなかった」。1アンダーを目標スコアに設定していたという石川は、「あと1つ2つ伸ばせていれば、自分的にフラストレーションが溜まるラウンドではなかった」と振り返った。

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慎重にすべり出して、最終日に向けて徐々に順位を上げていく。石川のプレースタイルから考えれば、まずまずと言えるスタートだろう。「あまり伸びるコースセッティングではないし、明日2、3アンダーで回れれば盛り返せる。焦ることなく、我慢して留まっていれば、3日目、最終日は上から（他選手の数が）減っていく感じになると思う」。

勝負は4日間の長丁場だ。「ここはチャレンジ精神、技量が求められるコース。ここで低迷しているのは自分の技量がたりないということ。そういう意味では気合いの入り方がだいぶ違う」。石川は、自らにムチを打つことをいとわなかった。（宮崎県宮崎市／今岡涼太）