【スーパースロー】藤田寛之のドライバーショット2013年版
2014年 トップ杯東海クラシック
期間:10/02〜10/05 場所:三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)
2年ぶりの賞金王へ 藤田寛之「方向性は間違っていない」
2014/10/01 17:58
前週の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」でシーズン3勝目を飾った藤田寛之は、2日(木)に開幕する国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック」は今季初めて賞金ランキングトップの選手として出場する。
三好カントリー倶楽部での事前ラウンドを開幕前日のプロアマ戦にとどめた藤田。今週月曜日に感じた腰のハリも回復の様子で「優勝した疲れなので、良い疲れ。体のコンディションは悪くないと思う」と自信を見せた。東海クラシックは通算18勝のうちには入っておらず、2010年の2位タイが最高。昨年大会ではテレビ解説を務めていた師匠の芹澤信雄から放送中に痛烈なダメ出しを食らい「公共の電波で怒られた。今年はそういうことがないように…」と苦笑いしたが、名門クラブでの1勝はキャリアに刻みたい栄冠のひとつだ。
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高額賞金大会が並ぶ後半戦を前に、2年ぶりの賞金王戴冠にも最高のポジションにいる。若手選手の台頭のなさを嘆きながらも、目標はゆっくりと上方修正された。
「急に目標をそこ(賞金王)にしても、負担も大きい。自分の状態を上げることを考えたい。ただ、結果が付いてきているので方向性、やっていることは間違っていないと思える。状態を上げればまた強いゴルフが出来るんじゃないかと。賞金王争いは残り3試合くらいで決まるもの。そこまでにレースに残っていることが大事」
賞金王となった2012年末に43位だった世界ランキングは、今年8月初旬の時点では230位まで落ち込んだが、ここ4戦2勝で127位まで再浮上した。海外メジャーへの扉を再び開く戦いも、本格化させる。(愛知県みよし市/桂川洋一)