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宮里優作 痛恨のシャンクでプレーオフ進出を逃す

国内男子ツアー「アールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日。8アンダー5位タイで出た宮里優作は通算11アンダーの3位タイ。優勝スコアに1打及ばずプレーオフ進出を逃した。

スタートから5ホール、パーを積み重ねた宮里は、6番パー5でバーディを先行させた。上位が2桁アンダーにスコアを伸ばしていたため、さらに伸ばしたい状況。ところが、続く7番で宮里自身も目を疑うミスショットが飛び出した。

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2打目をグリーン手前のラフに運んだ宮里は、グリーンエッジからピンまでの距離が短いため、ウェッジのフェースを開いて素掘りを行っていた。いざ、3打目のショットに入ると、ボールは斜め45度方向に飛ぶ“シャンク”だった。

「右足上がりのライで、ロブショットでいこうと思ったんです。そしたら、まさかのシャンク(苦笑)。あそこのダボはせめてボギーにしなければダメですよね」。

この時点で7アンダーまで後退した宮里だが「9番でバーディを獲れたので、そこでダボに線を引けたと思うし、後半に挑めたと思います」と、後半再び上位を追いかける気持ちを高めた。

「後半は風が強かったので、チャンスホールを絞るのが難しかった」。最終組に近い、遅い時間にスタートした選手ほど苦しんだ強風の中、11番、13番(パー5)、14番とバーディを奪い首位との差は1打に迫った。

しかし、あと一歩のところでバーディを奪えず、1打を縮めることが出来なかった。「悔しいというか、しょうがないですね。こういう展開なので・・・」。今季2勝目まであと一歩だっただけに、口には出さず悔しさを飲み込んだ。(福岡県糸島市/本橋英治)

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