小木曽喬、比嘉一貴が決勝進出 古田は敗退/日本アマ準々決勝、準決勝
比嘉一貴は2度目の2位に涙/日本アマ決勝
宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催された「日本アマチュア選手権」最終日。比嘉一貴(東北福祉大1年)は決勝戦で小木曽喬(福井工大附福井高3年)に1ダウンで敗れ、2012年大会以来となる2度目の2位に涙した。
勝負所で流れを引き寄せられなかった。36ホールの長丁場となる決勝戦は終始激しい鍔迫り合い。比嘉は32ホール目の14番を消化した時点で1アップとしていたが、15番(パー3)でティショットを池に入れてリードを失った。「今日の流れから考えて、一気に上がり4ホールで行きたかった。オナーだったし、勝負に行った」。
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続く16番で奥から2メートルのバーディパットを外し、再び突き放すチャンスを逸すると、花道からのアプローチがピン奥まで転がった17番で痛恨のボギーとして、1ダウンの劣勢に。18番でも3メートルのバーディチャンスを決めきれなかった。
17歳で決勝に進んだ2年前の大会では、小袋秀人の前に2ダウンで敗退。再び36ホールでの戦いとなった今年は、在学する東北福祉大ゴルフ部の仲間が応援に駆け付けた中での負けに「申し訳ない」と肩を震わせてクラブハウスに引き上げた。
日本アマは今年で99回目の開催。「来年は(100回の)記念大会なんで…」と、15年大会でのリベンジを期したが、「決勝でプレーできたことには幸せを感じます」と潔かった。(宮城県利府町/桂川洋一)
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