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2013年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/21〜11/24 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
塚田好宣、応急処置の“ベタ足”で単独2位
国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の初日に3アンダーをマークした塚田好宣が、首位と1打差の単独2位につけた。今季の国内開幕戦でツアー初優勝を果たした塚田は、その後は優勝争いに絡むこともなくシーズン終盤を迎えている。
その塚田が、先週はスペインで行われた来季の欧州ツアー出場資格をかけたクオリファイに挑戦した。合計6日間の試合で、残念ながら5日目のカットラインを突破することができず、来季ツアーカード獲得はならなかった。
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16日(土)に帰国した塚田は、1日の休養後、18日(月)に宮崎入り。翌17日から練習を再開した。「なんか向こうに行ってからドライバーショットがおかしくなって、帰ってきたらアイアンまでおかしくなってしまいました」。大会初日の朝には「チーピンばっかりで、試合にならないと思いました」と、今大会のスタート直前までスイングで悩みを抱えていた。
しかし、苦肉の策で思いついたのが、両足の裏を地面から離さずにスイングする“ベタ足”打法だった。「思い切り重心を低く保ったままのスイングにしました。練習用のドリルとして取り入れたことはありますが、試合で試したことがないので、どうかなと思ったけど意外に良かったですね。調子がいいと気分も高まって強気になったりするけど、今日は1日不安だったから逆に丁寧にできたのかも」と、怪我の功名ともいえる即席打法でスコアを伸ばした。
通常はスタート前に調子を確認する程度にしかボールを打たない塚田だが、この日は入念に打ち込みをしてからティオフ。ラウンド後、アテストを済ませると「明日も好スコアを維持するためには“ベタ足”で通したほうが良いのかな~」と頭をひねりながら、ドライビングレンジへと向かった。(宮崎県宮崎市/本橋英治)
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