ニュース

米国男子全米オープンの最新ゴルフニュースをお届け

2013年 全米オープン
期間:06/13〜06/16 場所:メリオンGC(ペンシルベニア州)

塚田好宣は予選落ちへ「おれの目標は…」

ペンシルベニア州のメリオンGCで開催されている今季の海外メジャー第2戦「全米オープン」2日目。大会初出場となった塚田好宣は、36ホールを終えて通算18オーバーと崩れ、暫定146位タイで予選落ちが決定的となった。

初日は7ホールを終えて2オーバー。しかし終わってみれば「78-80」の大叩き。フェアウェイキープは2日間を通じてパー3を除く28ホールのうち、19ホール(68%)とまずまずの数字を残したが、その後のプレーに苦しみ、初挑戦の全米オープンは悔しい結果に終始した。「ずるずると行ってしまった。(上位と)スコアが離れると難しい。いっぱい叩きました」

<< 下に続く >>

今大会はニューメキシコ州の陸軍士官学校など学生時代に腕を磨いた時以来の、アメリカでのプレーだった。結果は惨敗。しかし、アジアと日本をまたにかける渡り鳥は、新しい行き先、戦いの場を見つけられたことが嬉しそうだった。「ヨーロッパには前から行ってみたかった。やっぱりアメリカにも来たい。下のツアーでもQTからチャレンジしてみようかな…と、ちょっと思う」「日本でシードができたから、いろんなところにまだ行ってみたい」と顔を上げる。

「おれは実力が無いから」。今年4月の国内開幕戦で、悲願のツアー初勝利を挙げた。もちろん、既にベテランの域だ。だからこそ、輝かしい実績や潜在能力があるにもかかわらず、腰の重たい若手選手のことを考えると、歯がゆい思いもする。「失敗したっていい。それは恥ずかしいことじゃないんだ」。

1969年生まれは藤田寛之丸山茂樹らと同い年。8月には44歳になる。だがゴルフへの意欲はちっとも衰えない。「今日一緒に回った選手のキャディなんか、30何年やっている。50歳でも、60歳を越えても、キャディバッグ担いで走ってる。歩くだけ(選手としてプレーする)なら、絶対にやれる」「やっていれば、いつかね。(シニアメジャーで勝った)井戸木(鴻樹)さんのようなこともある」

「おれの目標は、同い年代で一番長くツアーにいること」。プロスポーツマンは実績だけが魅力ではない。強くなるため、誰かに何かを伝えるため、全身全霊をかけてチャレンジを続ける姿も、多くの心を掴むはずだ。(ペンシルベニア州アードモア/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

関連リンク

2013年 全米オープン

アダム・スコット スペシャルコンテンツ公開中!

アダム・スコット スペシャルコンテンツ公開中!
ユニクロは、2013年マスターズ優勝者のアダム・スコット選手を”グローバル ブランドアンバサダー”として迎え入れました。 アダム・スコット選手がトーナメントで着用しているウェアは、胸ロゴを除いてユニクロ店舗で販売しているウェアと一緒です。 つまり、普段の生活でも使えるものを、トッププロがゴルフで着用できるのがユニクロの良さです。 彼がPGAツアーで着用するウェアをスペシャルサイトにて紹介しています。


あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!