「三井住友VISA太平洋マスターズ」フォトギャラリー
2013年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/14〜11/17 場所:太平洋クラブ御殿場コース(静岡)
松山英樹は28位「4日間ゴルフができたのが収穫」
静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで開催された「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日。松山英樹は出入りの激しい展開ながら「72」で回り、通算3アンダーの28位タイで、約2ヶ月ぶりの国内ツアー、背中痛からの復帰戦を終えた。
3日目を終えて首位とは11打差。優勝争いからは離れた位置でも、松山は自身の状態を慎重に確かめながらプレーした。前半はカラーから“3パット”した4番から2連続ボギーで後退したが、11番(パー5)以降3バーディを決めて挽回。
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17番(パー3)ではティショットをグリーン奥に外した後、1メートル以内のパットを2度外すなど2オン4パットのトリプルボギーを叩いたが、直後の最終18番(パー5)でイーグルフィニッシュ。フェアウェイから残り170ヤードの第2打を8番アイアンでピン右4メートルにつけて大歓声を呼び「17番は訳が分からなくなったけれど、最後(18番)は4メートルくらいのが入って良い形で終われたので良かった」と、笑みも交えてホールアウトできた。
米ツアーで2試合棄権するなど、心配された肉体面。しかし、しっかりと72ホールを完走した後の表情は明るかった。「4日間ゴルフができたのが収穫。体が持つのかという不安もあった。出るからには優勝争いをしたかったし、それができなかった悔しさもある。でも4日間やっても体が痛くない充実感もある」
賞金ランキングは依然としてトップを快走。初の賞金王戴冠へ向け、2位のキム・ヒョンソン(韓国)に約5631万円差をつけて、いずれも優勝賞金4000万円の終盤3試合を迎える。
優勝すれば、2戦を残してキングとなる可能性がある次週は、ホストプロとなる「ダンロップフェニックストーナメント」。「しっかり調子を上げて、優勝争いまで持って行けるように仕上げたい。昨年、ルーク・ドナルド(イングランド)に敗れ、2位となった雪辱を晴らしに行く。(静岡県御殿場市/桂川洋一)
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