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松山英樹 渡米前最終戦「この試合は大事」

国内男子ツアーの「ANAオープン」は19日(木)から4日間、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで開幕する。2週後に世界選抜チームの一員として「プレジデンツカップ」に出場し、その後、米ツアーに本格参戦する松山英樹は、今大会を終えると再び日本ツアーを留守にすることになる。

今季米ツアー7試合の出場で、来季のシード権を獲得したのは8月のこと。スケジュールの改変により、米国の来シーズンはプレジデンツカップ翌週の「フライズ・ドットコム・オープン」で開幕する。松山は続く「シュライナーズホスピタル for チルドレンオープン」直後はアジアへと渡り、「CIMBクラシック」(マレーシア)、「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国)と連戦を戦う予定となっている。

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次に国内ツアーに参戦するのは11月となる見通し。だからこそ、今季すでに3勝を挙げ、賞金王への道を突き進んではいるが、今週の北の大地での戦いには気合が入る。「(賞金レースで)良い位置にいるので、賞金を加算して(後続の選手に)抜かれないように。プレジデンツカップの前だし、弾みを付けたい。そのためにもこの試合は大事」

開幕前日の18日(水)のプロアマ戦を含め、事前練習では新しいドライバーのシャフト(
グラファイトデザイン ツアーAD MTシリーズ)をチェンジ。「明日の朝の練習を見て、判断する」と前向きな様子もうかがえた。

調子は「良くなったかなとは思ったけれど、分からない。アイアンはボチボチ…ドライバーとパターは試合になってみないと」という状態。それでも「(優勝した)フジサンケイの時よりは良くなっている」という言葉が、やはり力強かった。(北海道北広島市/桂川洋一)

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