日本ゴルフツアー機構（JGTO）は9日（火）、薗田峻輔と小泉洋人のツアープレーヤー2名について、13年シーズンにおける特別保証制度の適用が認められたことを発表した。

■ 薗田は昨年の最終賞金ランキングを42位とし、シード権を確保してシーズンを終えたが、今年1月にトレーニング中に左ひざを故障。同制度の適用が認められた。

薗田の同制度適用内容は以下の通り（抜粋）
＜1＞13年度の同ランキングが70位以内（シード獲得）の場合、14年度の出場権が提供され、13年度の出場義務競技数（16試合）は免除される。

＜2＞13年度の同ランキングが70位以下の場合、同70位以内のプレーヤーの平均出場競技数から、薗田が出場した競技数を差し引いた数の競技に、復帰後の14年度に出場できる。この期間（14年度）の獲得賞金と13年度獲得賞金の合算が、13年度の同70位（場義務競技数に達していない者を除く）のプレーヤーの獲得賞金額と同額か超える場合は、引きつづき出場権が提供される。

■ 小泉は2011年に同ランキング58位に入り、自身初のシード権を獲得。しかし2012年シーズン中盤に右肩を故障し、約3ヶ月に渡ってツアー離脱を強いられた影響もあり、同81位でシード権を喪失した。

小泉の同制度適用内容は以下の通り（抜粋）
＜1＞13年度のツアートーナメントに出場できる競技数は5競技（トーナメント規定第32条第2項）とする（日本プロまで）。

＜2＞13年度の獲得賞金額と、12年度の獲得賞金額の合算が、12年度の同70位（出場義務競技数に達していない者を除く）のプレーヤーの獲得賞金と同額か超える場合は、特別保証制度枠（トーナメント規定第10条第14項）としての出場権が提供される。