池田勇太、来年こそは賞金王獲得!
池田勇太が2013年の選手会長に就任
1月5日、都内ホテルにてジャパンゴルフツアー選手会の理事会が開催され、今年度の選手会長に池田勇太が就任することが決定した。毎年、年始に行われる理事会で選手会長ほか役員が選出されるが、今回池田は次週開催される米ツアー「ソニーオープンinハワイ」出場に向けてハワイ入りしているため不在の中、本人の意向もあって会長就任への運びとなった。27歳0ヶ月での就任は歴代最年少となる。
12年の年末から前会長の倉本昌弘から打診されていた池田は「会長になれるならやってみたい。しかし、成績が落ちてしまったら、今後会長をやる選手がいなくなってしまう。選手としては成績が第一なので、倉本さんがサポートをしていただけるならやりたい」と話しをしていた。
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そのコメントを受けた倉本は「池田くんには選手周りの業務だけ行っていただき、自分がJGTO(日本ゴルフツアー機構)や対外関係の業務を行うということで、今日の理事会出席メンバー全員の意見が一致しました」と会見で報告を行った。
池田からは1年間の任期ではなく数年やりたいという話も出ていたが、倉本からは「他の理事会メンバーが選ぶものなので、本人の努力次第では何年も続けることは可能」と説明を受けた。就任にあたって池田は「自分自身としてもやりたいことはいくつかある」とハワイからの帰国後に、理事会メンバーで今後の方針などを話し合うことになっている。
ツアーの試合数維持という最大の課題に向けてスポンサーとどのようなつき合い方をしていくのが良いか、など多くの課題が挙げられている。ファン拡大、ツアーの活性化など新会長がどのような手腕を振るうか注目だ。(東京都港区/本橋英治)
<2013年度ジャパンゴルフツアー選手会理事会役職>
◆理事職
【会長】池田勇太(27)
【副会長】倉本昌弘(57)、深堀圭一郎(44)、宮本勝昌(40)、横田真一(40)、近藤共弘(35)、宮里優作(32)、石川遼(21)
【理事】中嶋常幸(58)、藤田寛之(43)、谷口徹(44)、片山晋呉(39)、広田悟(39)、山下和宏(39)、※井上信(38)、※上平栄道(35)、谷原秀人(34)、武藤俊憲(34)、※松村道央(29)、額賀辰徳(28)、※I.J.ジャン(39)、S.K.ホ(39)
【監査】手嶋多一(44)
※は初選出 ( )内は1月5日現在の満年齢