武藤俊憲、キョンテには負けられない
「マイナビABCチャンピオンシップ」の2日目に単独首位に浮上したキム・キョンテ(韓国)と予選2日間同組でラウンドした武藤俊憲は、キョンテと同じく2日目のベストスコア「65」をマークして通算8アンダー3位タイに浮上した。
スタートの1番で2打目をグリーン右手前のバンカーに入れたが、3打目はエッジから4ヤードに切られたピンに対し、イメージ通りのショットでチップインバーディを奪った。すると、4番パー5からは3連続バーディ。後半に入っても3つのバーディを奪いノーボギーでのラウンドとなった。
「これだけ伸ばし合いになるとボギーを叩いたら上には行けないですよね。バーディは奪えるので、いかにボギーを少なくするかですね」と、ノーボギーラウンドにおごることなく、気を引き締める。
武藤をやる気にさせているのはキョンテの存在だ。「やつには負けたくないので」と息巻く。2010年の「日本オープンゴルフ選手権競技」の最終日、中盤まで通算12アンダーの首位で武藤とキョンテが並ぶ展開で、15番でバーディを奪ったキョンテに対し、武藤は最終18番で2オン4パットのダブルボギーで自滅してしまった。その時からキョンテには負けたくないという気持ちが芽生えた。
大会3日目、武藤は首位のキョンテとは同組とはならず、最終組の1つ前で石川遼、チョ・ミンギュ(韓国)とラウンドすることになったが、最終日に直接対決をするためにも大事な3日目になりそうだ。(兵庫県加東市/本橋英治)