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終盤のミスで単独首位を逃した山下和宏

例年好スコアが続出する「ブリヂストンオープン」だが、今年は予選2日間を終えて首位が通算6アンダーと伸び悩み、混戦状態になっている。

2日目の終盤、リーダーズボードの最上段には7アンダーで山下和宏の名前が掲げられていた。ところが、残り3ホールで山下は2つのボギーをたたき首位から陥落。通算5アンダー4位タイとなってしまった。10番からスタートした山下は2連続ボギー発進となったが、その後スコアを伸ばして首位に浮上していた。

7番でこの日4つ目のボギーを叩き6アンダーに後退したが、最終9番パー5でバーディを奪えば単独首位に浮上することが頭によぎった。「今日はドライバーショットが振れていて、9番もキャリーで275ヤード出せれば左サイドのバンカーを越えて、バーディチャンスに持って行けるかなって思ったんですよ」。ところが山下の思惑よりもボールは遙か左に飛び出し林の中に入ってしまった。

「2打目は出すだけでしょ。4オン2パットのボギーです。悔しいけど完全に力んじゃいました。スコアとしては(前日から)1つ伸ばせたのでいいんですけど、終盤のボギー2つが残念です」と肩を落とす。

ところが、直後に「あ、ってことは、明日はディフェンディングチャンピオンと一緒ですか?」と目を輝かせる。

今大会のディフェンディングチャンピオンとは、山下が同じ関西出身ということで普段からかわいがってもらっている谷口徹のこと。「今週は練習ラウンドでも2日回っているし、明日が楽しみになってきました」と、先ほどのボギーのことよりも、明日のラウンドのことで頭がいっぱい。練習ラウンドのように気楽にゴルフをすることができれば、悲願の初優勝に一歩近づくのかもしれない。(千葉県千葉市/本橋英治)

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