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ツアーを支えるボランティアスタッフ <海外・フェニックス編>

先月行われたUSPGAツアー『フェニックスオープン』に、日本から8人のボランティアスタッフが、ツアーを組んで海を渡ったことは、ホームページ上でもお知らせしましたが、今回はその後日談です。

8人は、現地でホールマーシャル( ある1箇所にとどまって、ギャラリーの誘導を行う仕事、日本でいう固定ギャラリー整理 )を任され、トッププレーヤーたちの生の姿と大ギャラリー、本場の空気に存分に触れて、大興奮の1週間だったようです。

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中でも、8人をもっとも感動させたのは、最終日。業務終了後に、大会に出場していた田中秀道が1ダースのサイン入りボールを、わざわざ8人を探して、届けてくれたことでした。

しかも、その1ダース箱には、秀道の直筆で、こう記されてありました。

「ボランティアの皆様へ、ご苦労様でした! 田中秀道

この字を目にしたとたん、8人ははるばる遠くまでボランティアにやってきた労が報われた思いがしたそうです。こうして、アメリカの舞台を経験できただけでも大満足だったのに、田中選手にお土産までもらった気さえした、といいます。

同時に、外国人選手が異国の地で、孤独な戦いを続ける厳しさを目の当たりにした8人は、日本に帰ったら、これからはいっそう大きなエールを田中選手に送っていこうと、話し合ったとか。

若手選手が、次々と海外に目を向け羽ばたいていく時代。大会を支えるスタッフにも、こうして徐々に、国際化が始まっているようです。

※日本ゴルフツアー機構が発刊しているメールマガジン(プレーヤーズラウンジ)より転載しています。

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