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国内男子ツアーにも上陸 パターウッドパター

福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催中の国内男子ツアー「第40回VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」で、今季3度目の決勝ラウンド進出を果たした松村道央。その手には、あまり見慣れないパターが握られている。

マレット型の白いヘッド自体は、もはやまったく違和感は無い。しかしこちらは今年に入って米国で話題になったソレンソンゴルフ社の「パターウッドパター」。文字通り、形状がウッドになっている。

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女子では春先に金田久美子が使用して話題に。そして今大会、松村は開幕2日前にパッティング練習場でこれを見つけた。強い芝芽を持つ芥屋の高麗グリーンを警戒し「たまたま打ってみたら、まあまあ感触が良かったので。とりあえず、今回限定で変えています」と長年愛用しているオデッセイの2ボール・ブレードタイプから、スイッチした。

ムービングデーの3日目は10アンダーの5位タイからスタートし、「73」とスコアを落として13位タイに後退。「今日はショットがぜんぜんダメでしたね。全体的にちょっと疲れているところもあった」と苦しんだが、このパターについては「ボールが前に、前に行くようなフィーリングはある。8番、9番(2連続バーディ)は良い感じで打てた」と特長を解説してくれた。

「スイート・スポットはちょっと広いかもしれない。白いから(ヘッドの)残像が目に残りながら、きれいにストロークできている感じ」。一見すると大型ヘッドのネオマレットタイプのようで、ショートパットで威力を発揮するかと思いきや「ロングパットでフィーリングが出る。チッパーやスプーンで転がしているイメージ。長い距離が結構“打てる”かもしれないですね」。ロフト角は4度、シャフトは普段より1インチ長い35インチ。打ち方としては「真っ直ぐ引いて、少しインサイドに出す感じ」だそうだ。

男子ツアー年間25試合のうち、唯一高麗芝のグリーンと戦うトーナメント。多くの選手がギアを替えたり、パッティングのイメージを変えたりと頭を悩ませている。アマチュアにとっても、普段とは異なるプレー環境での対策や気分転換が、今後のプレーに一役買うことがあるかもしれない。(福岡県糸島市/桂川洋一)

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2012年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント



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