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出水田が混戦を制す/チャレンジ最終日

チャレンジトーナメント第2戦『きみさらずGL・GMAチャレンジ』最終日は、4アンダー2位タイからスタートした出水田 大二郎(いずみだ だいじろう)が、OUT32、IN35と5アンダー67ストロークをマークし、2位に3打差をつけ念願の初優勝に輝いた。

出水田はチャレンジトーナメント参戦2試合目にして初優勝。今回の優勝で賞金180万円を獲得し、賞金ランキング1位のヤン・ジホに次いで2位となった。優勝した出水田には、4月26日(木)から29日(日)に名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催される『中日クラウンズ』の出場権が与えられる。なお、ベストスコア賞は7アンダー65ストロークをマークした川崎政志、ローエストアマチュアには堀江知史が獲得した。

出水田大二郎がチャレンジ2戦目で初優勝>

出水田は昨年初めてQTを受験し、ファーストから見事ファイナルまで勝ち残ってQTランク96位を獲得。ルーキーイヤーとなる今季、チャレンジツアー参戦2試合目にして優勝を手に入れた、ニューヒーローの誕生となった。

最終日4アンダー2位タイからスタートすると1番で早くもバーディを奪い、続く3、4番も連続バーディ。一気にリーダーボードを駆け上がった。自分の順位を確認したのは、17番。「今トップなんだ」と認識したが、すぐに気持ちが切り替わり「残りのホールも今までと同じように集中しよう」と大きなプレッシャーは感じなかったという。最終日は5バーディ、ノーボギーと最高の出来。先に9アンダーで2位以下を突き放しホールアウトすると、その後はもう誰も追いつけなかった。

19歳2カ月15日でのチャレンジツアー優勝は、2006年PGA・JGTOチャレンジでドンファンが持つチャレンジ最年少優勝記録に、“1日”足らずとなったが、記録よりも思ってもみなかった初Vに「全然まだピンとこないけれど…こんなに早く勝てるとは思わなかった。今は正直に嬉しい!」と満面の笑みを浮かべた。

1993年に鹿児島県で生まれた出水田は、樟南高校を卒業後、宮崎県にあるフェニックスゴルフアカデミーで練習を重ね、今も拠点を宮崎に置く。アマチュア時には2007年から2010年までの九州ジュニア4連覇するなど実績を重ねてきたが、昨年のQT受験後、今季はプロとしてオープン競技に参加するも全く歯が立たず、「つらかった」思いを抱いたという。そして迎えたチャレンジツアー開幕戦『Novil Cup』は「見事に予選落ち」。今回も調子がいいとは決して言いきれなかった。18日(水)に行った練習ラウンドでは、「パープレーがやっと」と思っていたが、いざ初日を迎えるとパターのフィーリングが急激に良くなり、自身も認める「別人のよう」な仕上がりになった。

19歳となる出水田は同期に今平修吾などがおり、1つ下の後輩には浅地洋佑川村昌弘などが名前を連ねる。また香陣一朗と香妻琴乃とは同じ同郷で練習をともにしてきた仲間だ。特に後輩にはツアー参戦を先越されているだけに「負けたくない」思いがいっぱいである。今季は、まずチャレンジツアー賞金ランキング1位が目標。その先に目指すものはツアー参戦である。

夢は2016年に正式競技となるゴルフ競技に、オリンピック代表として出場し金メダルを取ること。2016年には出水田は23歳、2020年で27歳となる。自らの力で夢を掴み取れるか、今後の活躍に期待したい。

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