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藤田寛之は1アンダーと上々の立ち上がり

国内男子ツアーの今季メジャー第3戦「日本オープン」が13日(木)、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部で開幕。藤田寛之が4バーディ、3ボギーの「70」で回り1アンダーの9位タイで発進した。

スタートホールの躓き(つまずき)もなんのその。藤田は出だしの10番でアプローチが寄り切らずボギーを叩くが、続く11番で4メートルを沈めてすぐにバーディで取り返した。すると15番では10メートルを決め2つ目のバーディ。折り返しの18番から2連続ボギーを叩いて一時はオーバーパーとするが、グリーンエッジから5メートルを沈めた4番からの2連続バーディで、盛り返した。

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14ホール中、ドライバーを握ったのは5ホール。だが刻んだ9ホールすべてで、狙い通りフェアウェイをとらえる試合巧者ぶりを発揮。ティショットにおける試合前からの決め事はほとんどない。「ピンポジション、風向きによって判断する。いくつかルートがある中で、その時のピンの位置からベストな選択をする」と冷静なジャッジが冴えた。

「“ベース”の調子はあまり良くない」と言う。だが「やりがいはある。この雰囲気が自分は大好き」と、いつものように難易度の高いセッティングには武者震いする想い。「最終的にはパッティング。パットのコンディションだけは良い状態でいたい」と一歩一歩、着実に今季初勝利を狙っていく。(千葉県千葉市/桂川洋一)

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2011年 日本オープンゴルフ選手権競技



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