2ボギー後に8ストローク伸ばした津曲泰弦が4位タイに急浮上

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の2日目に、この日のベストスコアタイとなる6アンダー「66」をマークした津曲泰弦が、通算10アンダーの4位タイに浮上した。初日に4アンダー29位タイにつけていた津曲だが「今季は調子が良くないので、予選落ちも覚悟してきました」と話す。

序盤の3番、4番で連続ボギーを叩いた津曲は、この時点で2アンダーに後退し、予選通過ラインを下回っていた。しかし、8番でバーディを奪うと、続く9番パー5では持ち前の飛距離を活かしイーグルを奪取した。

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「8番で思い切り振ってバーディが取れたことが大きかった。昨日とは風が違ったのもあったけど、だいぶ慣れましたね」と、前半に苦しんだ分、8番で吹っ切れた津曲は、その後も別人のようなゴルフをする。

後半に入り11番でバーディ、そして13番パー5は残り225ヤードの2打目を3番アイアンでピン50センチに付けて楽々イーグル。さらに14番、最終18番パー5とバーディを奪い、予選通過どころか、首位と1打差の通算10アンダー4位タイに這い上がってきた。

ラウンド後にもその姿を見て思ったが痩せたかと質問すると「試合に出ると痩せちゃうんですよね（笑）。何か考えすぎちゃうみたいで・・・」とはぐらかす津曲だが、昨シーズンに比べ、腹周りなどは確実に締まっている。オフのトレーニングの成果なのか、その答えは3日目に上位をキープしたときに分かるはずだ。