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【GDO EYE】池田勇太は最終組の1つ前から逆転Vを狙う

国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の3日目は、1日中強風が吹き荒れた。通算5アンダー7位タイからスタートした池田勇太は、その風を気にもせずに序盤2つのバーディを奪う。ところが、6番以降3つのボギーを叩き、スコアを1つ落してしまった。

1番、2番とパーセーブをした池田は、3番パー3でバーディを奪った。続く4番パー5も3打目でグリーン奥のカラーに運ぶと、下りで5mのデリケートなラインを読みきって連続バーディ。この時点で首位と1打差の2位タイまで浮上していた。

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しかし、その後はバーディを奪えずストレスの溜まるラウンドになってしまった。「後半も悪くはなかったけど、バックナインでバーディなしはあり得ない。それでこういう成績になったんだよ。気にしすぎてもしょうがない。上手くいく時はいくし、いかない時はいかないから」と自分自身をなだめるように話す。

スコアは1つ落した池田だが、順位は7位タイから4位タイに浮上。首位との差も4つから3つへと1つ縮まることになった。「みんな同じ条件だし、明日どうなるかわかんない。出来ることをして、あくまでも優勝を目指していくよ」と言う池田。

その表情からは長い海外遠征での疲れや、この日の風に翻弄されてしまったという疲労感は全く感じさせなかった。最終日の組み合わせは、単独首位の高山忠洋石川遼片山晋呉が初めて最終組でラウンドするということで注目されるが、池田はその1つ前で大学の先輩にあたる星野英正と、韓国のH.T.キムの3人でラウンドすることになった。石川、片山が互いに意識して戦っている間に、スルリと抜け出して優勝を果たすかもしれない。(編集部:本橋英治)

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2011年 東建ホームメイトカップ



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