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薗田、プレーオフ敗退も悔い無し

「セガサミーカップ」最終日、4打差を追う薗田峻輔は17番までに4ストローク伸ばし、通算13アンダーの首位タイで最終18番パー5を迎えた。だが、ファアウェイに刻もうと放った2打目は「巻き込んで打ってしまい、風にも流された」とグリーン左手前に池へ。それでも、4打目を1.5メートルにつけてパーを死守。小山内護チョ・ミンギュとの三つ巴のプレーオフに進出した。

プレーオフは18番の繰り返し。1ホール目は3オン2パットのパー。再び3人で2ホール目に突入した。ここで、薗田が勝負をかける。フェアウェイから、エッジまで250ヤードの2打目で2オンを選択。だが、ボールは正規の18番の再現のように池へ吸い込まれ、ここでプレーオフ敗退が決まった。

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だが、クラブハウスへ引き上げてきた薗田の表情は清々しかった。「距離的には届かない距離ではなかったし、自分はアグレッシブにいくタイプ。ショットに自信もあったし、勝負を掛けてみました。悔いはありません」。

薗田は続ける。「これもまた、自信になりました。プレーオフを経験していろいろなことを経験できましたし、4打差ありましたがプレーオフに行くまで伸ばすこともできました。自信を持って、次の試合もやれると思います」。来週の「サン・クロレラクラシック」でも、上位をにぎわせてくれそうな勢いだ。

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2010年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント



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