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【GDO EYE】獲得賞金ゼロの小泉洋人が単独2位スタート!

国内男子ツアー今季第2戦「つるやオープン」は、初日が雨のために中止になり、2日目に初日の組み合わせのまま予選第1ラウンドが行われた。もっとも注目される石川遼のスタート時間が12時40分ということもあり、午前7時10分にトップ組がスタートした時間には、ギャラリーも取材するメディアも、まばらだった。

すると、スコアを掲示するリーダーズボードに見慣れない名前が一番上にあった。トップスタートの小泉洋人が、スタートから3連続バーディを奪い、3アンダーとなっている。朝一のスタートは、前を行く組がないので詰まることもなければグリーン上もボールマークや足跡すらない綺麗な状態。したがって、トップ組で突然好スコアを出す選手は稀にいる。

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しかし、小泉の場合はその勢いがなかなか止まらない。4番のパーを挟んで5番、6番でも連続バーディ。さらに9番でもバーディを奪い、6アンダーで前半を終えた。しかし、後半は10番スタートの最終組の後ろにつくことになり、勢いは止まってしまった。それでも3バーディ、3ボギーのパープレーでまとめて6アンダー単独2位タイで終えた。

小泉は2005年にプロ転向。その後レギュラーツアーには4試合に出場したが、いずれも予選落ち。したがって、レギュラーツアーでの獲得金額はゼロのまま。小泉が突然高スコアを出したのは、地元というメリットが大きいようだ。

「山の原(ゴルフクラブ)は良く回るコースなので、不安はありませんでした。普段通りできたのが好スコアの要因じゃないですかね」とラウンドを振り返る小泉。記者たちに囲まれても、冷静に話しをする。「今週は自宅から通えるので、リラックスもできていい方に繋がっていると思います」。いつも練習を行っている感覚でラウンドできたことが良かったのだろう。

しかし、2日目は午後組のトップで11時30分スタート。単独2位スタートの小泉を見てみようと、確実にギャラリーは増えるだろう。「実績もないですし、こういう立場でどういうゴルフができるか楽しみです。悔いのないように精一杯プレーしたいです」と冷静に話す。ラウンド中、応援に駆けつけた知り合いに手を振る余裕も見せていた小泉。第2ラウンドも乗り切って、最終日の優勝争いまで粘れるだろうか。(編集部:本橋英治)

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