ドラコンで「フェアウェイ転がし作戦」 星野陸也が1.7yd差でアマチュア松山茉生の3連覇阻止
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 3日目(31日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆3399人)
本大会恒例のドライビングコンテストが第3ラウンド終了後に行われ、星野陸也が333.5ydを記録して優勝し、賞金50万円を獲得した。2位は3連覇を狙ったアマチュア松山茉生(福井工大福井高3年)で331.8yd(30万円)、3位は池村寛世で324.2yd(20万円)だった。
星野の戦術が奏功した。「この顔ぶれにキャリーで勝つのは不可能ですから」。出場9人中6番目に登場し、試技2度の2球目。スリクソン ZXi RKTのヘッド(10.5度)に三菱ケミカルのディアマナ プロトタイプ(硬さ7X)のシャフトを挿したドライバーで、持ち球である中弾道のドローボールを放った。右に飛び出し、戻ってフェアウェイに着弾するとランを稼いだ。「フェアウェイ転がし作戦」は333.5yd地点に到達し、最後に登場したディフェンディングチャンピオン松山を1.7yd上回った。
大会スポンサー「興和」の所属プロとして今季国内ツアー初出場となった大会で予選落ち。前日2日目はバックナインで5バーディの猛チャージを見せて一度はカットラインに届きながら、最終18番で50cmを外す3パットボギーを喫した。汚名返上を期したこの日は、最終日に着用予定だったグリーンベースの“興和カラー”シャツを投入。「しっかり体重移動を使って、タイミングを大事に。リズムよく速く振る」という飛ばしのコツで「完璧でした」というドライバーショットを披露した。
3連覇を逃した松山は「2球ともダフッてしまいました」。夕闇も迫る中、出番が最後とあって寒さもあり「体が固まってしまっていた」という。キャリーでは300yd超の星野に対し、310yd前後を記録して上回っていただけに、「落ちた時の跳ね方が良かったら…」と残念そうに振り返っていた。(愛知県みよし市/加藤裕一)
<ドラコン成績と使用ドライバー>
1/星野陸也/333.5yd/スリクソン ZXi RKT
2/松山茉生(アマチュア)/331.8yd/スリクソン ZXi RKT TR
3/池村寛世/324.2yd/テーラーメイド Qi4D LS
4/出利葉太一郎/321.1yd/キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆MAX
5/小村優太/318.2yd/テーラーメイド SIM2
6/福住修/308.3yd/グランプリ バハマ CV11
7/中野麟太朗/306.0yd/スリクソン ZXi RKT TR
8/小田祥平/283.8yd/キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆
9/桂川有人/記録なし/テーラーメイド Qi4D LS