2026年 バンテリン東海クラシック

3打差は圏内! 桂川有人の根拠は「僕が4打差逆転されているので」

2026年 バンテリン東海クラシック 3日目 桂川有人
2連続バーディフィニッシュで首位と3打差に詰め寄った桂川有人

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 3日目(31日)◇三好CC西コース(愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆3399人)

諦めない。最終組を一緒に回る岩崎亜久竜と6打差で残り2ホール。桂川有人のスイッチが入った。17番で7mをねじ込み、やっとこの日の初バーディ。470ydの最終18番は「アゲンストが強くて低い球を」と放ったドライバーショットがフェアウェイの“受けた”エリアに落ち、ランが出ない。それでも、226ydも残った2打目を7Wでピン前2.5mへ。バーディフィニッシュで反射的にガッツポーズが出た。

岩崎が18番でボギーをたたき、3打差3位で最終日へ。普通に逆転圏内だが、桂川にはより強い根拠があった。「僕が最終日に4打差逆転負けを経験してるんで、この大会で」

2026年 バンテリン東海クラシック 3日目 桂川有人
4年前の“4打差逆転負け”が自信に変わる

2022年大会。桂川は3日目の15番を終えて、河本力に7打差をつけて首位にいた。難関パー3の16番でティショットを右にミス、おそらく木の上に止まってのロストボールでダブルボギーに…。河本の連続バーディなどもあり、4打差で最終日を迎え、2位に終わった。大逆転負けの苦い思い出が、皮肉にもいま、諦めない思いを後押しする。

「厳しい一日でした」という。出だしの1番、ラフからの2打目で最初に選んだ54度のウェッジから50度に変更。グリーンをオーバーしてボギーにした。「番手ミス。最初の判断が信じられず、セフティを考えてしまった。それが1番ホールだったのでメンタル面も落ち込んでしまった」と我慢の展開を強いられた。それでも、池ポチャがあった15番(パー5)をパーでしのぐなどイーブンパー「71」にまとめた。

2026年 バンテリン東海クラシック 3日目 桂川有人
「最後まで諦めません!」

「最終日も最後まで諦めずに戦いたいです」。4年前に自分が味わった屈辱を胸に刻み、最終日最終組対決で首位の岩崎を追いかける。(愛知県みよし市/加藤裕一)

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