元サッカー少年の生源寺龍憲はワールドカップから刺激「自分も海外に向かって挑戦したい」
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前(1日)◇西那須野CC(栃木)◇7036yd(パー72)
例年バーディ合戦となる西那須野CCでの戦いは、生源寺龍憲にとって好相性の舞台の一つだ。「昨年優勝できた試合でしたし、このコースが好きなので『戻ってきたな』って感じです」。通算23アンダーをマークし、ツアー2勝目を挙げた昨年を懐かしんだ。
約1カ月のオープンウィークは、韓国ツアー(ハナ銀行 インビテーショナル/9位)に出場したほかプライベートでもラウンドを重ねたという。「試合じゃないゴルフも好きなので、結構リフレッシュできました」と心身を整えてきた。
小学生時代の6年間はサッカーに打ち込み、ボランチを務めていたこともあるという元サッカー少年は、北中米で開催中のFIFAワールドカップも見て過ごした。6月30日(日本時間)のブラジル戦はリアルタイムでテレビ観戦。日本は後半アディショナルタイムで逆転負けを喫し「やっぱり世界の壁は高い」と思ったのと同時に、「自分も海外に向かって挑戦していきたいっていうのを改めて感じた」と刺激を受けたという。
敗戦後、報道陣の前で真摯に言葉を紡いだ選手たちの姿にも目を留めた。「僕だったら絶対嫌だけど、負けた後でも堂安(律)選手とかちゃんと答えていて。やっぱりそういう姿が(アスリートとして)すごくリスペクトできる」。細部にわたってトッププロとしての振る舞いを学んだ。
昨季は今大会を含む2勝を挙げ、賞金ランキング2位、ポイントランキング1位と飛躍した。一方で、今季はアジアンツアーを含め出場10試合で5度の予選落ちを喫するなど、調子を上げ切れていない。
それだけに、好相性の舞台で流れを取り戻したいところ。「いかにフェアウェイにヒットしながらチャンスを作っていけるかがこのコースの攻略法だと思う。僕の得意な部分でもあるのでやりやすい。ここ最近はなかなか2年連続で勝つ選手っていないですよね。だから2連覇できたらうれしい」。日本代表から受けた“熱”に応えるように、大会連覇を目指す。(栃木県那須塩原市/安平賢太郎)