9年ぶりVへ宮里優作は修正急ぐ「何とかまとめている」
◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 3日目(25日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇晴れ
激しいバーディ合戦が繰り広げられる中、上位陣に食らいつくメンバーとして45歳の宮里優作も名乗りをあげた。2打差の7位から出た大会3日目、4バーディ、ボギーなしの「68」にまとめてトップと3打差の通算15アンダー8位でラスト18ホールを迎える。
前半は7番で約7mのバーディパットを沈めるまでパーを並べ、8番(パー5)で難しいアプローチを強いられるも5mを沈めて2連続でターンした。後半は12番(パー5)、15番でそれぞれバーディを奪って2つ伸ばす形となったが「地味でしたね。もう本当に。4バーディのみ」と言葉に悔しさをのぞかせた。
伸び悩んだ要因に浮かべるのは初日から歯切れの悪さが目立つアイアンショット。「相変わらず良くなくて、何とかスコアをまとめている感じ。『うまく打った』と思っても全然違うところに行っていて。自分のフィーリングとか感じが全然合っていない」と気持ち悪さが続く。
前日に続きコース内を舞うように吹き抜ける風に引っ張られてなのか、「ボールの位置がずれているのかも」。2017年「日本シリーズJTカップ」以来、9年ぶり8勝目へ原因を探す。
藤本佳則は13年「TOSHIN GOLF TOURNAMENT」以来、13年ぶりの優勝へ通算14アンダー9位で最終日に入る。出だしこそ1mを沈めてバーディ発進も2番で3パットのボギー。3番ですぐさま手前3m弱を沈めてバーディを取り返したが、5バーディ、2ボギーの「69」で終えて「あんまり良くなかった」と振り返った。
前週の下部ACNツアー「ニュータスカップ」で臨んだ河川敷のコースでのグリーンの感触がまだ残っていると言い、「対応しにくい」と懸命なタッチ合わせが続いている。「でも、ショットはそんなに悪くない。頭を使ってゴルフをしたらね、もしかしたらいいスコアが出るかもしれないですね…もしかしたら」と虎視眈々と逆転を狙いにいく。(千葉県睦沢町/石井操)
<ブランク優勝の記録トップ10>※海外ツアーを主戦場にする選手を除き
1/長谷川勝治/13年2カ月21日/1980年「静岡オープン」~1993年「よみうりサッポロ」
2/横田真一/13年19日/1997年「全日空オープン」~2010年「キヤノンオープン」
3/湯原信光/10年1カ月20日/1992年「ヨネックスオープン広島」~2002年「久光製薬KBCオーガスタ」
4/泉川ピート/9年10カ月15日/1984年「全日空札幌オープン」~1994年「NST新潟オープン」
5/河野高明/9年10カ月51日/1973年「ファーストフライト」~1983年「かながわオープン」
6/塚田よおすけ/9年5カ月18日/2016年「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」~2025年「ダンロップフェニックス」
7/久保谷健一/9年4カ月13日/2002年「マンシングウェアオープン」~2011年「キヤノンオープン」
8/宮本省三/9年2カ月5日/1974年「スポーツ振興インターナショナル」~1983年「デサントカップ北国オープン」
9/マイケル・ヘンドリー/9年23日/2015「東建ホームメイトカップ」~2024年「For The Players By The Players」
10/牧野裕/8年8カ月5日/1983年「ポカリスエット白竜湖オープン」~1991年「大京オープン」