2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP

「いろいろ発見があった」 先輩からの助言で佐藤大平が10バーディ

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 3日目 佐藤大平
佐藤大平が「64」で2位タイに急浮上した

◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 3日目(25日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇晴れ

「スピン量ってどうやって下げるんですか?」。佐藤大平が先週、練習場で永野竜太郎に投げかけた問いが、今週のプレーを大きく変えた。

18位から出たこの日、10バーディ、2ボギーの「64」でプレー。通算17アンダー2位へと一気に浮上した。「ティショットが安定してフェアウェイに飛んでいる」。言葉通り、この日のフェアウェイキープ率は85.714%(12/14)。3日間でも83.333%で全体5位と、ショットの安定感が際立っている。

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 3日目 佐藤大平
先輩からのアドバイスで改善

2015年にプロ転向し、2018年には下部ツアーで賞金王に輝いた。昨年は「フォーティネットプレーヤーズカップ」でツアー初優勝を挙げ、賞金ランキングも自己最高の11位と着実にステップを踏んできたが、さらに上を目指す中で壁に直面していた。

「今年はあまり調子もよくなかった」と、ここまでアジアンツアー2試合(いずれも予選落ち)、国内ツアー2試合(35位、39位)に出場するも結果は伸び悩み、「僕のウィークポイント」と“飛距離不足”を課題に感じていた。ただ、その改善の糸口は見えていなかった。

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 3日目 佐藤大平
ツアー2勝目へ

転機となったのが、先輩の永野からの助言だった。「クラブを向ける方向とか、いろいろ教えてもらって」と自身のスピン量の多さに悩んでいたという。「(スピン量が)2000後半から3000ちょっとくらいなんですけど。それを減らしたいなって相談して」。試行錯誤を重ね、とにかく振る練習を増やすことで、「ちょっと減ってきたのと、スピン量もそうなんですけど、振っていろいろ発見があった」と自分に合うスイングの感覚もつかみ始めたことで、今週の好スコアに繋がっている。

同じ東北福祉大出身で、2学年上の松山英樹の存在も大きな刺激だ。海外メジャー「マスターズ」でのプレーはテレビで見届けた。「刺激というか…本当にすごい。やっぱりマスターズっていいですね」。言葉に憧れをにじませつつも、視線は足元にある。ツアー2勝目へ。先輩から受け取ったヒントを武器に逆転優勝に挑む。(千葉県睦沢町/安平賢太郎)

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