滑り込みの古江彩佳に “悪夢”の畑岡奈紗 メジャー初戦のカットラインで明暗
◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 2日目(24日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇6811yd(パー72)
今季メジャー初戦のカットラインを巡って日本勢も明暗が分かれた。古江彩佳は通算2オーバー62位とカットライン上で滑り込み、5年連続5度目の大会出場で初となる予選落ちを回避した。
初日は最終18番でダブルボギーをたたいて2オーバー「74」。巻き返しを狙ったこの日も出だし6ホールで3ボギーが先行した。14番(パー5)で花道手前からの3打目を3mほどに寄せながらチャンスを生かせず、15番(パー3)では砲台グリーンの左から6ydに切られたピンを狙って左に落とすミス。3つ目のボギーを喫した。
「インコースの方が長く感じるところもあるし、難しいホールも多い。仕方ない部分はあったと思うんですけど、やっぱり悔しいとか、沈んでしまうところはありました」。続く16番(パー5)でほぼ“OK”に絡めて獲ったショットは、もどかしい気持ちがあふれた一打と言えた。池に近い右ピンで「ホントは左目を狙っていたんですけど、身体が(バーディを)獲りたかったんだと思います。狙っちゃいました」と笑う。
さらに後半6番から2連続バーディを奪うも、18ホールを通して「読みの部分、タッチっていうところでちょっとだけずれていた。読みに対して大きかった」とパッティングがいまひとつ。午前組でプレーを終了した時点では通算1オーバーがカットラインで、今季初めて週末に進めない可能性もあった。「願うだけです」と話した思いが通じ、何とか生き残った。
畑岡奈紗はまさかの展開となり、9年連続9度目だった大会で初めて決勝ラウンドを逃した。古江と同じ2オーバースタートから、6番までに3バーディで浮上したと思いきや、7番(パー3)から3連続ボギーと出入りの激しいラウンド。折り返して12、14番(パー5)とバーディを奪って通算イーブンパーとしてからの上がり3ホールに崩れた。
16番でショートアイアンの3打目を池に落としてダブルボギー。17番はアゲンストの風を浴びたショットで左ピンとは反対サイド、池が近いグリーン右にこぼしてショートゲームでしのげなかった。バーディ必須の最終18番もフェアウェイからの2打目を右手前にミス。勝負をかけたアプローチも決まらなかった。
上がり3ホールで4つ落とし、通算4オーバー85位。出場6試合のうち3度の首位発進を決めているシーズンで最初の予選落ちが大目標のメジャーと重なった。(テキサス州ヒューストン/亀山泰宏)