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14歳がツアーデビュー 過去には「小6」も 男子ツアーは何歳から出られる?

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 初日(8日)◇横浜CC(神奈川)◇7207yd(パー71)

「耐えて耐えて、バーディが来たのは大きかったです」と、プレーを振り返る様子は14歳と思えないほど大人っぽい。愛知県瀬戸市立水無瀬中2年の加藤金次郎が、今週初めてレギュラーツアーの舞台を踏んだ。

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開幕前の月曜に行われる予選会(マンデートーナメント)に挑戦し、プロに交じって6位に入って本戦出場を決めた。予選会には昨年と今年の「長嶋茂雄招待 セガサミーカップ」でも挑戦し、3度目で初めて突破。初日は2バーディ、3ボギー「72」の1オーバー107位で終えたが、「いつもテレビで見ている選手がいたりして。すごいと思ったけど、緊張することなく自分のプレーを心がけました」と冷静に乗り切った。

予選通過となれば、14歳95日で史上4番目の若さになる。最年少記録は14歳20日の伊藤誠道(2009年VanaH杯KBCオーガスタ)。「レギュラーツアー出場」というくくりで見れば、当時小学6年・12歳99日の伊藤涼太(2002年ジョージア東海クラシック)が最年少。加藤は史上20番目と、意外にも多くの“若手”がツアーに出場してきた。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、2017年からツアー出場に「13歳以上」の年齢制限を設けており、アマチュアの須藤弥勒(すとう・みろく)が22日開幕の「ニトリレディス」に13歳16日で初出場する

これに対し、国内男子ツアーに年齢制限はない。ただ、ツアープレーヤーとして登録できるのは義務教育を終えてからになる。

「もし挑戦できるくらいレベルが上がれば、早くプロになって海外で活躍したい」と、加藤は中学卒業後のプロ転向を選択肢のひとつに入れている。2年前から2カ月に一度、タイのレガシーゴルフクラブに併設されるアカデミーで腕を磨く。「あしたもしっかり耐えたら、どこかでバーディは来る。自分のプレーをして、少しでもいい順位に行きたいです」と、まずは予選通過へ巻き返しを図る。(横浜市保土ケ谷区/谷口愛純)

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2024年 横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~



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