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PGA新会長に明神正嗣氏 会員外理事に宮本和知氏も

日本プロゴルフ協会(PGA)は8日、神奈川県内で定時社員総会を開き、吉村金八前会長の後任として明神正嗣(みょうじん・まさつぐ)氏を選出した。任期は2024年3月から2年間。

会長選挙には明神氏と槙岡充浩氏の2名が立候補。88人が投票を行い、明神氏が60票を獲得した。

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明神氏は高知県出身、1959年生まれの64歳。92年にPGAプロテストに合格し、同年5月に入会した。その後はゴルフ場の立ち上げ業務等に携わり、22年からの吉村金八前会長の体制下ではティーチングプロ担当の副会長を務めた。

明神氏は会見で「びっくりするぐらいの票数を頂き気が引き締まる。本当に大変な時期で先行きも明るいとは言えないが、ひとつずつ課題を解決していきながら前に進んでいきたい」と話した。

喫緊の課題としてPGAが抱える赤字の解消を挙げ、「公益社団法人ということもあるので、公益と収益のバランスを取りながら少しでも改善していきたい」と意気込みを語った。

副会長には時田陽充氏、中上達夫氏、長崎誠氏の3名が選出された。また、会長が推薦する会員外理事として元プロ野球選手の宮本和知氏ら4人が名を連ねた。PGAによると、他競技出身者が会員外理事に就任するのは初めて。

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