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ボギー、ダボから3連続&4連続 蝉川泰果が最年少Vへ猛チャージ

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(1日)◇東京よみうりCC(東京)◇7023yd(パー70)◇晴れ(観衆1704人)

「ボギー、ダボが無かったらな」と悔やまずにはいられない。7位から出た蝉川泰果が9バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「64」の猛チャージで首位と2打差の通算9アンダー2位に迫った。

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1番のバーディで「ショットの雰囲気も悪くないと思っていた」と気持ちよくスタートしたが、流れはすぐに変わってしまった。3番で1m弱のパーパットを外してボギーとすると、4番はショットのトラブルでダブルボギーが出た。

ティショットを右に曲げて、グリーンを狙った2打目は木に当たり、3打目はフェアウェイに出すだけ。4打目はグリーンの奥に外し、5打目で寄せて1パット。「やってしまった」と嘆いたが、気持ちの切り替えは早かった。

「ダボにしてしまったけど、(感触は)そんなに悪くないと思っていた」と、6番(パー5)はもちろんバーディ狙い。2打目で乗せて12mから2パットでバーディを奪うと、7番は70cm、8番は4m弱につけて3連続バーディと落とした分は取り戻した。

後半14番からは、ピンに絡めるショットで4連続バーディ。「集中力を切らさずにやった結果、バーディが続いてくれた」と振り返った。攻めのゴルフが持ち味のひとつ。アマチュア優勝を果たした22年「パナソニックオープン」では、最終日の5連続バーディで逆転優勝を果たした。

あすは、同じくアマチュアでツアー優勝を果たした中島啓太金谷拓実と同組でプレーする。「自分に無いものを持っている2人。負けないプレーをしたい」と話す22歳。優勝すれば、23歳で大会を制した羽川豊(1981年)を抜いて、大会最年少記録となる。(東京都稲城市/谷口愛純)

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