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連覇達成のメンツがスゴすぎる 前年王者・比嘉一貴が強風ものともせず浮上

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(17日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ時々曇り(観衆3575人)

予報されていたほどではなかったとはいえ、この日観測された風速9.8mの風は全体のスコアを後退させた。初日の平均スコア「70.381」に対し、2日目は「71.095」。厳しいコンディションでフィールドベストの「66」をマークしたのが、今季欧州ツアー(DPワールドツアー)を主戦場にした比嘉一貴星野陸也だったのは偶然だろうか。

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比嘉は初日、6アンダーで回った同組の中島啓太の影に隠れて1アンダー29位での滑り出し。「少し深めに外すことが多かったので、(きょうは)ちょっと浅めに」とグリーン上のラインを“読み過ぎないように”したことで、パッティングが次々と決まった。

前半17番(パー3)での2m強を沈めたパーパットが自分なりのハイライト。「ボギーも3つ出てしまいましたけど、あまり引きずらず、良い流れでできたかなと思います」と、8つのバーディによる巻き返しに胸を張った。通算6アンダーの4位。首位のアマチュア杉浦悠太(日大4年)とは4打差にいる。

3カ月ぶりの日本ツアーとなった前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」から、ツアーでは初めてピン型パター(スコッティキャメロン T22 ニューポート プロトタイプ)を握っている。長年、ピン型を愛用している松山英樹との今週の練習ラウンドは、「アドレスの時の重心の位置や意識していること」を聞く絶好の機会になった。

ラリー・マイズ(1989、90年)、尾崎将司(94年から3連覇)、タイガー・ウッズ(2004年、05年)、ルーク・ドナルド(12、13年)、ブルックス・ケプカ(16、17年)という、そうそうたる面々に続く大会連覇がかかる。「頭の片隅に置いておくくらいで。まだ勝てるゴルフはできていない。ショットの内容もそう」と厳しく自己評価したが、「その辺の不安要素があした以降なくなれば、チャンスはあるのかなと思います」とも付け加えた。(宮崎市/桂川洋一)

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