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久常“リョウ”との同組にワクワク 石川遼は大逆転ZOZO切符かけた日本オープン

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(11日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪)◇7315yd(パー70)

今大会終了時点の賞金ランキング上位8人には、次週の日米ツアー共催「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉/アコーディア・ゴルフ習志野CC)の出場権が与えられる。ランク1位の金谷拓実が6月「日本ツアー選手権」優勝で資格を得ているため、実質9位までの争い。ランク14位(3725万8777円)の石川遼にとっては、現在9位(5113万6875円)の岩田寛を上回るために単独3位(1617万円)以上という高いハードルになる。

タフなミッションであることは認めつつ、「頭の中には置いています。ベストを尽くして、いいプレーができれば」と諦める理由もない。9月に悩まされた体調不良が回復傾向から再び悪化し、エントリーしていた前週も欠場を余儀なくされた。「やっと良くなって。動いても、体調に支障なくできるようになった。戻ってこられて良かったです」。元気になった身体でラストチャンスに賭ける。

「ドライバーの部分で、去年おととしまで出なかったドローのイメージが出ている」とうなずくロングゲームの充実とは裏腹に、ここまで未勝利でZOZO切符を確保できていない理由は分かっている。「簡単なアプローチ、シンプルなアプローチの取りこぼしがかなりあって悔しい」。ハードセッティングの日本オープンにおいても、難しい寄せをパーで切り抜けること以上に、20~30ydほどの転がしといった比較的イージーなシチュエーションでスコアを落とさないことをポイントに挙げる。

「すごく試されている感があって、そこが燃えるところ」と話すナショナルオープンで、欧州ツアー優勝を飾ったばかりの久常涼と予選同組になったこともテンションを上げる要素。コロナ禍の2020年、出場全選手のPCR検査代を石川が自ら負担して開催した「The “One” Junior Golf Tournament」。当時高校生だった久常も出ており、「すごくいいハイドローを打っていた」。主催者として足を運んだ横浜CCで、ひときわ記憶に残るプレーヤーだった。

前日10日(火)、久しぶりに顔を合わせてお祝いのメッセージを伝えた。「楽しそうにプレーしますし、前に進んでいく力が強い。本人の夢、目標に、ものすごい勢いで進んでいっている。僕もすごく好きな選手ですし、もっともっと、すごい選手になっていくんじゃないか。楽しみですね」と開幕を心待ちにした。(大阪府茨木市/亀山泰宏)

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2023年 日本オープンゴルフ選手権競技



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