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石川遼は軽度の肺炎から復帰も予選落ち「回復に時間がかかった」

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 2日目(29日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆2228人)

2009年大会優勝の石川遼は4バーディ、5ボギーの「72」とスコアを落とし、通算3オーバー71位でカットラインに1打及ばず、今季4度目、アマ時代を含めて12度目の出場だった当地では08年以来の予選落ちとなった(22年は2日目に途中棄権)。

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直近の出場だった2週前の「ANAオープン」は体調不良を抱えながら4日間プレー。エントリーしていた前週「パナソニックオープン」を欠場した。新型コロナウイルス、インフルエンザともに検査は陰性で、「軽いウイルス性の肺炎でした」と説明。発熱はなく、せきの症状に悩まされたという。

「思ったより回復に時間がかかりました」と話すように、今週は初日の朝に初めて会場入り。ANAオープン後の療養中はクラブも握らず、練習ラウンドなしの“ぶっつけ本番”だったが、「体調の部分から来ている影響は、ほぼなしって感じです」と結果を受け止める。

初日85位から2番(パー5)でバーディ先行も、大きく打ち下ろす5番(パー3)でショートしてボギー。1Wショットを大きく左に曲げた6番で4m近いパットを沈める“ガッツパー”を拾った直後、右ラフを渡り歩いた7番でボギーと巻き返せなかった。

ラフからのセカンドに課題を残し、ツノ型のマレットパターを投入したグリーン上も連日の31パットと調整途上。「ちょっと短いパッティングを外してしまったり、流れをつかめなかった。(まずは)いい状態で来週を迎えられるようにしたい」と秋の連戦に視線を移した。(愛知県みよし市/亀山泰宏)

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