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第1号は青木功 ツアー制400人目の初優勝者は誰になる?

◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(27日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)

日欧共催だった前週「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」を制したルーカス・ハーバート(オーストラリア)は、1973年のツアー制以降で399人目の初優勝者だった。次にキャリアで初めてカップを掲げた選手が400人目となる。

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節目を刻む初タイトルへ、金田直之は1番のトップスタートで5アンダー「65」と飛び出した。3番で5mのパーパットを沈めてしのぐと、7番(パー3)からは3連続バーディ。フェアウェイからのセカンドを左手前のバンカーに落とした最終18番で唯一のボギーを喫して「詰めの甘さが出ました」と悔しがりつつ、2mのパーパットのストロークには納得の表情も見せた。

レギュラーツアー出場はアマ時代の2013年「ダイヤモンドカップ」を含めて3試合目。プロ転向後に限れば2週前の「関西オープン」に続く舞台は、3月に行われた2日間の予選会から勝ち取ったものだ。プロゴルファーだった伊能一郎さんを祖父に持ち、父・二郎さんは日大ゴルフ部で同期だった川岸良兼のキャディ、後に倉本昌弘のマネジャーも務めたというゴルフ一家に生まれた27歳。「今後の試合に向けてもいい経験になると思う。いろんな(トップ)選手と回って勉強出来たら」と謙虚に意気込む。

5アンダーで並ぶ吉田泰基も同じく初優勝を目指す25歳。前半14番では12mほどのロングパットを流し込んで2連続バーディを決めるなど、この日唯一のノーボギーで回った。大会初出場でも「アイアンショットの距離感が合っていて、ラフに入れてもしっかりセーフティに打てていた」と快調にスコアを伸ばした。

トーナメント週は日大の先輩である堀川未来夢から手ほどきを受けたサウナに毎日通って“ととのえる”のが日課。「バチっと1セットやって、あとは交代浴。(体の)キレは最高です」と笑う。 昨年8月「日本プロ選手権」でも首位発進しており、「前は優勝とか、考えられる状況じゃなかったけど、(今回は)イメージはあります」と経験も武器になる。

ツアー制の優勝第1号は1973年の中日クラウンズの青木功だった。50年を経て、新たに名を刻むのは誰になるか―。(愛知県東郷町/亀山泰宏)

<ツアー制以降の初優勝者>
1人目/1973年 中日クラウンズ 青木功
50人目/1977年 産報クラシック 内田繁
100人目/1982年 かながわオープン 豊田明夫
150人目/1988年 関東プロ 丸山智弘
200人目/1995年 ペプシ宇部興産 日下部光隆
250人目/2001年 アイフルカップ 林根基
300人目/2007年 ダンロップフェニックス イアン・ポールター
350人目/2016年 SMBCシンガポールオープン ソン・ヨンハン

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2023年 中日クラウンズ



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