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比嘉一貴の賞金王初戴冠が確定 158cmのマネーキング誕生

◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)

今季4勝を挙げた比嘉一貴の初の賞金王が確定した。約7425万円差でランキング2位につける星野陸也は今大会とシーズン最終戦「日本シリーズJTカップ」の優勝賞金各4000万円獲得が逆転の条件だったが、通算19アンダーに終わり、1組後にホールアウトした今平周吾の21アンダーに届かず優勝がなくなった。比嘉は通算12アンダーで大会を終えた。

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最終戦を待たずに賞金王レースが決着するのは、キム・キョンテ(韓国)が戴冠した2015年以来。身長158㎝とツアー史上最も小柄な賞金王の誕生となった。

比嘉は沖縄出身の27歳。アマチュア時代はナショナルチームに選出されて実績を残し、名門ゴルフ部を持つ東北福祉大に進学。2017年にプロ転向し、アジアンツアーで腕を磨いて同下部ツアーで18、19年に各1勝をマークした。同年のレギュラーツアーではわずか9試合で賞金シードを獲得し、19年「RIZAP KBCオーガスタ」でレギュラーツアー初優勝。今季は「関西オープン」、「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」、「シンハンドンヘ・オープン」、「ダンロップフェニックス」で勝利を重ね、ツアー通算6勝を誇る。

<歴代賞金王>カッコ内は獲得回数
尾崎将司(12回)
青木功片山晋呉(5回)
中嶋常幸(4回)
尾崎直道伊澤利光谷口徹キム・キョンテ今平周吾(2回)
村上隆、前田新作、D.イシイ飯合肇石川遼ベ・サンムン藤田寛之松山英樹小田孔明池田勇太宮里優作チャン・キム(1回)

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