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シューズは裏まで微調整 河本力は自身初の首位発進に「満足」

◇国内男子◇マイナビABCチャンピオンシップ 初日(3日)◇ABC GC(兵庫)◇7217yd(パー72)

ルーキーの河本力が8バーディ、1ボギーの「65」で回り、7アンダーの単独首位発進を決めた。

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出だしの10番で2mのバーディチャンスを外してパーでスタートしたものの、12番(パー3)で3mを決めてバーディを先行した。13、14番も獲って3連続として勢いに乗ったが、15番(パー5)の3打目はキャリーでグリーンをオーバー、アプローチも寄せ切れず。「手前に乗せればパーが獲れるのに、前のめりになって奥まで突っ込んだ。冷静じゃなかったことは反省点」と、この日唯一のボギーとなった。

折り返し後は、2番で5mのバーディパットを沈め、4番からはこの日2度目の3連続バーディを奪取。上がりの9番は144ydの2打目をロフト48度のウェッジで1m弱につけてバーディで締めくくった。「取りこぼしや凡ミスボギーなど修正点はあるけど、これだけバーディを獲れているということは間違いなく調子がいい。スコアとしては満足」とうなずいた。

2週前の「日本オープン」から、姉・河本結から紹介されたトレーナーの中野達也氏に勧められ、スパイクの鋲(びょう)をこれまでのものより刃が立っているものに付け替えたことで、スイングで地面を踏み込む際の安定性が増したという。

「地面を突き破るくらい踏む。トレーナーさんからも『地面を感じられるような踏み方ができている』と言われて自信になった」。今季のドライビングディスタンスは322.60ydで断トツ。圧倒的な飛距離を生み出す力強いスイングを実現するためには、シューズの裏にまで気を配る。

今季2勝を挙げているが、首位発進は自身初。「冷静な大人のゴルフといいますか、自分を客観的に見てプレーできるようにしたい。きょうの15番のようなミスをしないようにしたい」。絶好の滑り出しにも浮かれることなく、自分のゴルフを貫く。(兵庫県加東市/内山孝志朗)

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