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中島啓太「良い調子とは言えない」 不満の“64”で首位浮上

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目(28日)◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城)◇7039yd(パー70)

9位から出た中島啓太が7バーディ、1ボギーで「64」をマーク。ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)と並ぶ通算10アンダーまでスコアを伸ばして、アマチュア時代も含めて出場したプロトーナメントで初めて首位で大会を折り返した。

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スタートの10番で65ydの2打目を1.5mにつけてバーディ発進。16番(パー5)と18番で1.5mのパットを決めてバーディを重ねると、後半は3番から2m、1.5m、50cmのバーディパットを沈めた。7番でも2打目を30cmにつけるベタピンでスコアを2桁アンダーに乗せた。

会心のラウンドかと思いきや、「5、6mのパッティングが決めきれてないのと、何発か1Wを曲げたところもあるので、まだ伸びしろや改善できるところはある。得意な距離からピンの根本にいかなかったり、良い調子とは言えないのでしっかり改善したい」と満足する様子はない。

プロデビュー戦の9月「パナソニックオープン」から1カ月が過ぎた。アマチュア時代との違いは「トーナメント会場は練習環境がいいので練習がたくさんできること」と話す。プロとしてツアーを転戦していく中で、恵まれた環境でボールを打つことができるのは「幸せなこと」と、プロになった喜びをかみしめる。

後続に1打差をつけて迎える週末。アマチュアとして出場した昨年9月「パナソニックオープン」では最終日に逆転優勝。同年11月の「アジアアマ」では3日目までの1打差のリードを守りきって勝利をつかんだ。「逃げ」と「追い」、どちらが得意かと問われると「どっちでも大丈夫。どっちも好き」と笑顔で話す。

2週前の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」を除いたプロ転向後の出場4戦目で勝利を挙げれば、松山英樹金谷拓実に続いて片岡尚之と並ぶ日本人史上3番目(※)でのスピードVとなる。「(初日よりも)内容は良くなっている。いい感触だったショットもきのうよりは多かったので、(あしたも)きょうよりいいゴルフをしたい。早く勝ちたい思いは変わってないので、優勝目指して頑張りたいし、2日間終わってそういうチャンスがあるのでしっかりつかめるように」と闘争心を見せた。(茨城県小美玉市/内山孝志朗)

※1999年のJGTO発足以降、日本人のプロ転向から初優勝までの最短試合数
松山英樹:2試合目(2013年「つるやオープン」)
金谷拓実:3試合目(2020年「ダンロップフェニックス」)
片岡尚之:4試合目(2021年「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」)

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