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宮本勝昌が新星を大絶賛「期待以上の素晴らしいプレー」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 最終日(25日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)

ツアー13勝目がかかっていた50歳の宮本勝昌は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」で、通算17アンダー5位に終わった。アマチュアに負けた結果を受け止めつつ、「9番のOBだけが残念だったけど、でもまあ良しということで」と話した。

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自身のゴルフよりも先に口にしたのは優勝した蝉川泰果のこと。「泰果ちゃん、すごい! いいゴルフを見させてもらった。ちょっと期待以上だったけど、ほぼほぼ期待通りの素晴らしいプレーを見せてもらいました」と称賛した。

さらに、「若いのもそうだけど、ゴルフがいい。球も飛ぶし、ゴルフも上手い。きょうはかなり上手くいっていた方だとは思うけど、でも、3日目に11アンダー出した後にまた6アンダー出すって簡単にはできない。優勝してツアーカードを取りたいっていう強い気持ちで、その通りになったというのは本当に素晴らしい」と新星の偉業を褒めちぎった。

自身はシニアツアーを含めて3週連続トップ10入り。次週は「バンテリン東海クラシック」(29日~/愛知・三好CC西コース)に出場、その後「日本プロゴルフシニア選手権」(10月6日~/茨城・サミットゴルフクラブ)に出場予定。掛け持ちで再び頂点を目指す。

一方、「最後、詰めが甘いですよね」と悔しさを見せたのは小田孔明だ。2打差の6位から出て前半4アンダーと伸ばし、一時は首位に1打差と迫った。後半でボギーとダブルボギーを1つずつたたいて失速。通算16アンダー7位で終えた。

折り返しの10番で「1mのバーディパットを外してから流れが悪くなった」と振り返り、14番で1mのパーパットを外してボギーを喫すると15番のティショットで右に大きく曲げてOB。痛恨のダブルボギーとなった。「イライラしていたら打っちゃった。伸ばし合いで、1個ミスすると置いてかれてしまいますよね」

8年ぶりの優勝とはならなかったが、トップ10入りは4位だった2021年5月「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」以来。今季初の上位に安どの表情を見せ、次戦のバンテリン東海クラシックに向けて「何とかします(笑)」と44歳は奮起を誓っていた。(兵庫県小野市/石井操)

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