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蝉川泰果 優勝目前で涙ガマンも6人目のアマVに歓喜 プロ転向は“保留”

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 最終日(25日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)

ツアー史上初めて、2年連続でアマチュア優勝者が誕生した。宮本勝昌大槻智春といずれもツアー優勝経験があるプロと並んで首位から出た蝉川泰果(東北福祉大4年)が8バーディ、2ボギーの「66」で回り、通算22アンダーで制した。優勝会見では「すごくびっくりしている気持ち。何とも言えない、味わったことのないうれしさです」と喜んだ。

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前夜は10歳離れた姉夫婦と夕飯をともにした。「『よっしゃ!』と言葉では言っていたけど、お肉1枚食べていても、一人の時間になると、あしたどうなるんだろう…と考えたり」。不安を抱えたまま、眠りについたという。1番でのティショット前も、「トイレで拭いてきたのに、手汗がすごかった」。緊張交じりで振った1Wのティショットは左にひっかけた。

「意外と1ホール終えてからは緊張しなくなっていった」。大学の後輩、中村凛キャディの気遣いもあり、「緊張した場面で(キャディが)面白いこと言ってくれて、クスッと。リラックスするようにきっかけを作ってくれた」。

前半9番でボギーを喫して1打ビハインドで後半に突入したが、戦況を知る間もなく「後半に入っても緊張を感じなくていつものように打てている感じはあった。10番でバーディを獲って、なんか“行けそう”な雰囲気だな」と、頂点を見据える心境になったという。

4月「関西オープン」(17位)の時は優勝争いに絡む中、1WでOBを打って「77」をたたくなど、プレースタイルに悩んだ時もあった。だが、「『世界チームアマ』(9月)でガレス・ジョーンズさんから『飛距離が出ることをもっと活用しないといけない。この(フェアウェイの)幅に打てないなら打てるように練習するしかない』と言われて」。刻んで攻めるプロの横で1Wを握り続け、「ゾーンに入った」ことも相まって13番から5連続バーディを奪って、てっぺんに駆け上がった。

最終18番のパーパット前は「優勝、目の前」と感極まって、打つ前から涙を我慢していた。「お父さん、お母さん、お姉ちゃん、家族全員が応援してくれて、練習させてくれて。(史上6人目のアマチュア優勝も)僕が目標としてきた選手たちがずらーっと並ぶ中で、そこに自分の名前を刻めるのはすごくうれしい気持ちがあります」。感謝の気持ちを口にしながら、念願だった勝利に感極まった。

この優勝で2年のシード権を獲得したが、プロ転向は大学の監督など周囲と相談をした上で決めるため、もう少し“保留”する意向。11月には地元・兵庫で、前年にローアマを獲った「マイナビABCチャンピオンシップ」が控えており、目途はつけるつもりだ。タイガー・ウッズが由来の名前を持つ若手選手は多いが、「どの“タイガ”にも負けないぞと言う気持ちは芽生えています」と次なるステージに目を向けた。(兵庫県小野市/石井操)

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