2022年 シンハン ドンヘ オープン
期間:09/08〜09/11 場所:KOMAカントリークラブ(奈良)
ショートゲームは抜群の安定感 比嘉一貴の逆転Vを支えた14本
◇国内男子◇シンハン ドンヘ オープン 最終日(11日)◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7065yd(パー71)
27歳の比嘉一貴が日本、韓国、アジアンツアーの共催大会で今季3勝目を挙げ、自身初の賞金王への道を突き進んでいる。
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パターを除く13本中11本は契約先のブリヂストンのクラブを使用。ツアー通算4勝目を挙げた今年6月の「BMW 日本ツアー選手権森ビル杯」からの変更点は2つ。ユーティリティがアイアン型からウッド型の「ブリヂストン ツアーB XD-H」(2018年モデル)になったこと、アイアンを最新モデルの「ブリヂストン B-Limited 220MB」に替えたことだ。
5打差の逆転Vに貢献したクラブには、「100yd以内のショットが非常に良かった」と、「ブリヂストン ツアーB BRMプロト ウェッジ」と「スコッティキャメロン GoLo DB5 SELECT TOUR」の2種類をあげた。
「100yd以内でのチャンスというか、タップインバーディとかそういう場面が多かったので、ウェッジショットは非常に助かった」。大会4日間のパーキープ率(パーかそれより良いスコアを獲得する率)は「95.833%」で全体4位、パーオン率は「84.722%」で7位の数字を記録。安定したショットで勝利を手中に収めた。
3日目まで雨の影響で軟らかくなっていたグリーンは、最終日の晴天で一変した。朝の練習グリーンで3日目よりもグリーンスピードが速くなっていることを感じ取ったという比嘉は、「球を押せる感覚が感じられる」と、急きょパターのグリップを順手からクロスハンドに変更。「パターも要所要所で入ってくれたので、いいリズムで回れた」と、最終日の1ホール当たりの平均パットは「1.6250」で、全体8位の数字を記録した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ブリヂストン B1 プロトタイプ (ロフト10.5度、長さ45インチ)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(70g台、硬さX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM(5番19度)、キャロウェイ エピック SPEED(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB XD-H(2018年モデル、4番24度)
アイアン:ブリヂストン B-Limited 220MB(5番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン ツアーB BRMプロト(51、55、59度)
パター:スコッティキャメロン GoLo DB5 SELECT TOUR
ボール:ブリヂストン ツアーB X