「フジサンケイクラシック」3日目 リーダーボード
2022年 フジサンケイクラシック
期間:09/01〜09/04 場所:富士桜CC(山梨)
木下稜介が“形見”の1Wを手に奮起 「67」で今季初V射程
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 3日目(3日)◇富士桜CC(山梨)◇7541yd(パー71)
家に眠っていた5年前の1Wが、心強い武器になっている。「1Wが本当によくなったので、気持ちよくプレーできています」と、木下稜介が「67」をマークして今季初優勝が見える位置につけた。
<< 下に続く >>
3日間のフェアウェイキープ率は7割超えの全体6位。今週から投入したブリヂストン「ツアーB JGRドライバー」がかみ合っている。2017年モデルのヘッドで、お世話になったメーカーのクラブ担当者が4年ほど前にくれたもの。「すごく信用してクラブのことを聞いていた方で、病気で亡くなってしまった」と形見になってしまったが、当時はスピン量が足りずに本戦で使う機会がなかった。
部屋にしまっていた1本を引っ張り出したのは先週のこと。スイング改造や肉体強化でヘッドスピードが上がったいま、スピン量が増えてアゲンストで球が飛ばずに悩むことが多かった。「古い1Wに変えたらスピン量が落ち着いた。今になって自分にマッチするようになった」と数年越しにピタリとはまった。
5バーディ、1ボギーとスコアを伸ばし、通算8アンダー3位。「きょうの自分を越えられれば、優勝できると思う」と、大切な1本を手に首位を3打差で追いかける。(山梨県河口湖町/谷口愛純)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!