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ZOZOに出られない? “新リーグ寄り”シンガポール参戦が悩ましいワケ

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 最終日(7日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71)

国内男子ツアーがオープンウィークとなる次週、シンガポールでアジアンツアーのインターナショナルシリーズ(11日~/タナメラCCタンピネスコース)が開催される。世界ランキング300位以内という出場資格が設けられており、国内ツアーからも多数が参戦を予定しているが、あえて見送る選手もいる。

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グレッグ・ノーマン(オーストラリア)が推進する新リーグと欧米ツアーの対立は激化の一途をたどっており、インターナショナルシリーズに出場した場合、日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」への出場が認められなくなるとのウワサが選手たちの間に広がっているためだ。

インターナショナルシリーズは、ノーマンがCEOを務める「LIVゴルフ」のバックアップを受けてアジアンツアーが新設したもの。シンガポールでの一戦にもPGAツアーからLIVに移籍したパトリック・リードが出場するなど、新リーグとのつながりは深い。

すでに「LIV招待」を経験している日本ツアー選手に加え、シンガポール行きを決めたのが久常涼。3月にタイで行われたインターナショナルシリーズに出場していることも理由のひとつに挙げた。ZOZOと所属契約を結ぶ大西魁斗はエントリーリストに名前が載ったものの、見送る決断をしたという。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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