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ミズノ契約で念願の初出場 村上拓海の記念写真は奥ゆかしく

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 初日(26日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)

22歳の村上拓海が6バーディと自己ベストスコアを更新する「66」で回り、6アンダー3位でスタートを切った。頭にかぶる帽子には大会を主催するミズノのロゴ。ホストプロの一員としても、好プレーを披露して奮起した。

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村上とミズノの縁が結ばれたのは小学5年生のとき。父親の影響で3歳からゴルフを始め、ジュニア用から大人用のクラブに替えるタイミングで用具提供の話が舞い込んだ。今ではボールとウェア用品以外の11本のクラブ契約を結んでおり、「アイアンショットが得意」と言う村上はミズノプロ 520をここ2年ほど愛用している。

この日はピンチに陥ることなく、ボギーフリーでプレー。前半1番ではピン左5mにつけてバーディを奪った。続く2番のパー5では2オンを狙ってグリーン奥のラフに入れたが、アプローチで寄せて2連続とした。

「ピンだけを狙うのではなく、マネジメントを考えながらゴルフをできるようになってきたので、大きな事故がかなり減った。あとはショットの精度が良くなってきたのがスコアにつながっているのかな」

長く契約を結んでいながら、この大会に出るのは今回が初めて。中学生になったばかりの2012年から5回ほど出場を目指してきたが、予選は通らず。昨年のプロテストにトップ合格し、年末のQTで18位に入って今シーズンを迎えた。

「ずっとこの試合は出たかった。(出場する)ミズノ(契約選手)の集合写真を携帯とかで見ていた。一員として一緒に写れて、率直にうれしかった」。撮影ではひっそりと後ろの方に立ったという。

このまま好成績を収められれば国内どころか、海外のメジャーという大舞台を踏むことになる。「メジャー大会とか自分からしたら夢のような試合。もちろん今の時点では全然意識していないけど、(出場権を得られる上位)4位以内で上がれたらな、とは。あしたからも一打、一打真剣にやろうと思います」。これまで受けたたくさんの恩を成績で返していく。(岡山県笠岡市/石井操)

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2022年 ~全英への道~ミズノオープン



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