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出場優先順位555番目の青山晃大がトップ10入りで次戦へ

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(3日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

今大会に主催者推薦で出場、プロデビュー戦となった青山晃大が通算7アンダー9位で終え、トップ10入りを果たした。愛知県出身の22歳は“地元”ともいえる大会での活躍に「最高の出来です」と喜んだ。

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昨年のQTはファーストステージ落ちで、出場優先順位は555番目と下部AMEMAツアーに出場するのも難しい状態。今大会の出場は開幕の2週間前に急遽決まった。会場は家から1時間以内の場所にあり、直近1年だけでも「30~40回以上は回っている」と慣れ親しんだコース。ツアーに出たことで「一般営業の時に気にならなかった傾斜とかが、試合では気になった」と新たな発見もあった。

ゴルフを始めたきっかけは、名古屋市内の実家の近くに祖父が練習場を営んでいたから。自然とゴルフができる環境にいたが、記憶にあるのは小学2年生の時に初めて「試合に出て楽しかった」こととか。「プロを目指していた」父親から指導を受けながら、クラブを握り続けてきた。

道具はジュニア時代から提供してもらっているブリヂストンを使用しているが、契約はしておらず、キャディバッグは母校・中京大学のもの。赤いキャップは「小学2年生くらいの時に出た試合でいい成績が出せたので。それ以降ゲン担ぎとして」とトレードマークにしている。

ツアーではトップ10入りを果たせば次戦大会に出場できる。その資格を狙っていた青山は「後半の途中から(トップ10入りの目標が)チラついて、緊張して。でも最後まで食らいついて」と5バーディ、4ボギーの「70」でプレー。「改めてこの舞台で戦ってみたいと思いました。関西オープン(14日開幕)でも予選通過をしてトップ10に入って次の試合に…可能性を広げていきたい」。次戦は兵庫県のよみうりカントリークラブが舞台。ツアープロとしての道を切り拓いていく。(三重県桑名市/石井操)

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