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【GDO EYE】谷口徹「次は永久シードを狙うよ」

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」は、41歳の谷口徹が2007年の「日本オープン」以来となる優勝で幕を閉じた。優勝直後のテレビインタビューでは、久しぶりの優勝で緊張したのか、丁寧に言葉を選びながら回答していた谷口だったが、インタビュールームでの記者会見では、谷口節が徐々に戻ってきた。

「ゴルフの調子はまだまだだけど、優勝できたのは自信になるね。すぐに2勝目も挙げたいな。(目標?)そうやね、遼くんかな。簡単に(賞金王)を取らすわけには行かないんで」。過去に2度賞金王を掴んだ谷口には、簡単に負けられない意地がある。

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「最近、若手に『そろそろ世代交代ですね』なんて言われるんだけど、そういうやつらに、まだまだ早いんだよ、って今日見せ付けることができて嬉しいよ。40代だからって、気持ちじゃやつらと何も変わらないよ。自分の中ではまだ32歳くらいだしね」。

若い世代にライバル心を持つ谷口だが、この日、新たな目標ができた。それは「永久シード」を獲得すること。「今まで45歳ぐらいで引退しようかと思っていたけど、中嶋(さん常幸)のプレーを見てたら、50歳過ぎてもやれるし、やりたいと思った。中嶋さんのモチベーションは、やっぱり永久シードがあってからこそだと思う。いつでも試合に出られるから、その試合に向けて調整を行ったり、気合も入るんじゃないかな・・・」。今回の優勝でツアー通算15勝となった谷口は、永久シード獲得まであと10勝。今年も複数回優勝を狙う。

現在もツアーの中心で活躍するアラフォー世代は数多く、今季2勝している藤田寛之をはじめ丸山茂樹深堀圭一郎手嶋多一などなど。奇しくも今回18位タイに終わった石川遼が「このコースは経験が必要」と語ったように、40代の谷口が優勝したのも経験が生かされた勝利だった。若手の台頭もツアー活性化に不可欠だが、30代、40代、そして50代の熟年選手の活躍もファンは待ち望んでいる。年代を超えた戦いが出来るのがゴルフの醍醐味でもあるのだから。(編集部:本橋英治)

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2009年 ANAオープンゴルフトーナメント



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