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今平周吾は「飛」 賞金王奪還へ漢字一文字の誓い

男子プロゴルファーの今平周吾が18日、東京都新宿区の百貨店「小田急ハルク」で契約を結ぶウェアブランド「アンパスィ」のイベントに登場した。ファンの前で話すのは2年ぶりと緊張した表情でワンポイントレッスンも行った。

2020-21年シーズンは9月「フジサンケイクラシック」の1勝のみで、賞金ランキング9位と3季連続の賞金王を逃した。「出来ているかなと思っても調子が崩れたりとなかなか思うようにいかず、いいシーズンではなかった」

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主な原因がパーオン率の低迷だ。19年時は全体2位となる72.04%だったが、今季は69.03%(全体12位)に低下。オフシーズンではショット練習を中心に取り組み「しなやかに打てるようにしたい」。ティショットのブレも課題だ。

30歳を迎える22年へ掲げた漢字一文字は飛躍の“飛”(ひ)。「今年よりも飛躍したいのと、飛距離も。マスターズとかメジャートーナメントにも出たい。そういうのを目指して頑張っていきたい。来年は一年を通して調子を維持していきたい」

来年1月20日に開幕する日亜共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」(セントーサGC)の出場は見送り、国内で22年初戦を迎えるつもりだ。「疲れやすくなってきたので年取ってきたんだな」と場を和ませながら「下の選手がどんどん増えてきて、若手ではないけど気分的には若手。まだまだ引っ張っていきたいのはありますね」と活躍を誓った。(編集部・石井操)

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