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ひょうひょうと久常涼 2週連続で首位と3打差の最終日

◇国内男子◇ダンロップフェニックス 3日目(20日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

ここ宮崎でも、かつて視線を一身に集めたタイガー・ウッズ。生ける伝説を思い起こさせる赤と黒のコーディネートは“不発”だった。「赤色、いいかなあと思ったんですけど、あんまり良くなかったですねえ」。19歳の久常涼は3日連続の「68」にも少々不満げだ。

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10位スタートのムービングデーは、15mを沈めた前半4番(パー5)のイーグルを含めてアウトを「31」。リーダーボードを駆け上がった前半から一転、インコースでは「なんか思ったところに球が出なくて。良いショットをしたつもりが林に入ったり、池だったり」と首をひねるシーンが増えた。

10番で「マネジメントミス」から2打目を奥にこぼしてボギー、続く11番(パー3)はグリーン手前で波紋を広げダブルボギーにした。さらにボギーを呼んだ17番(パー3)の左に曲げた6Iでの第1打も「普段はしないようなミス」とため息をついた。

下部AbemaTVツアーで3勝を挙げ、賞金王になったばかりの久常が、レギュラーでの初勝利を早くも期待されて数カ月。失速の要因を「プレッシャーを感じたつもりはないけれど、ミスを許してくれないコース。詰めの甘さが出たかなと思います」と冷静に総括した。表情は「ミスショットの原因? 自分でも分かんないので帰って寝ます」と、ひょうひょうとしたものだ。

前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は首位に3打差の4位で最終日に入り、そのまま4位フィニッシュ。そして今週も3打差9位で18ホールを残した。

まあ、こんな強引な“こじつけ”も、きっと大器はどこ吹く風。「先週と今週ではコースのタイプが違うので。先週は守りのゴルフをすれば上位を狙えるようなコース。今週はしっかりバーディを獲っていかないといけない。攻めるところは攻めて、守るところは先週と同様、コースマネジメントを大事にしてプレーしたい」。落ち着き払った様子が頼もしい。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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