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「ビンビンに」感じた仲間の視線 最強アマに負けた永野竜太郎のリベンジ

◇国内男子◇ダンロップフェニックス 初日(18日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)

失意の敗戦からしばらくは同僚たちの気遣いの視線を「ビンビンに」感じていたという。9月の「パナソニックオープン」最終日。永野竜太郎は最終18番(パー3)でボギーをたたいてリードを失い、プレーオフでアマチュアの中島啓太(日体大3年)に悲願の初勝利をさらわれた。

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未勝利の33歳を慕うツアー仲間は多く、永野自身、その後の周囲の反応に戸惑ったところもある。「みんな気を遣っていたんじゃないですか。別にいいのに。しゃあない。勝負だからね」。“違和感”がとれてきたのは10月「ブリヂストンオープン」辺り。「時間が経てば、みんな忘れるからちょうどいい」と笑った。

悔しさを味わった後も、予選落ちをすることもなく連戦をこなしている。「なかなか上に行けていない。集中力が続かないというか、悪い流れから持ち直せないのがここ何試合かで続いた」というペースダウンから、この日は好スタートに成功した。

5mを沈めた前半3番(パー3)からの3連続を含む7バーディ「64」。左ドッグレッグの13番では全選手でただひとり1オンに成功した。第1打を右の林に入れ、唯一のピンチと言えた15番も、グリーン右からのアプローチを寄せてノーボギーで終えた。

タイトルを譲った格好になった中島は2週前、世界アマチュアランキング1位選手として「アジアパシフィックアマチュア選手権」をきっちり制覇した。永野は「すごいですよね。あそこにしっかり目標を定めて優勝するのは」と改めて賛辞を贈る。もちろん、たたえるだけでは終われない。首位に1打差の3位スタートからストーリーを描く。(宮崎県宮崎市/桂川洋一)

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