久常涼 <プロフィール&ツアー戦績>
2021年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/11〜11/14 場所:太平洋C御殿場コース(静岡)
「悔しい」連呼の自己最高4位 久常涼が出場10戦でシード圏内へ
◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(14日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)
4位はレギュラーツアーで自己ベストフィニッシュになる。それでも、久常涼は「悔しい」というフレーズを何度も繰り返した。
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3打差4位から出て1つスコアを落として入ったサンデーバックナイン。首位を走っていた谷原秀人がスコアを落としたことで再びチャンスが生まれた。300ydの15番、4Wの完璧なショットで1オンに成功。「イーグルを獲ったら同点(首位タイ)になるのは分かっていた」。それだけに、2パットでこの日初めてのバーディを奪ってもモヤモヤが残った。
逃した1ストロークを求め、16番はリスク覚悟で果敢に攻めた結果のボギー。「ピンのハイサイド、一番難しいところにつけてやろうと思った。(グリーンを外して)そこから(パーを)拾えなかったのも自分の実力不足。悔しい形で終わっちゃいましたけど、自分が一番下手なので練習します!」と潔かった。
4位タイで588万7500円を加算し、賞金ランキングは56位に上昇。下部AbemaTVツアー賞金王の資格で来季レギュラーツアーのシードは確定しているが、ここまで合計わずか10試合のレギュラー出場で、一気に賞金シード入りが見えてきた。
「JTカップに出たい。あと2試合あるので頑張ります」。QTランキング1212位から始まった1年。優勝者と賞金ランク上位者だけが出られる最終戦「日本シリーズJTカップ」を目指し、19歳の貪欲な挑戦が続く。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)
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